パークゴルフ場の向側の斜面に、岩国市美和町名産岸根栗の原木林といわれる所があり、今も古い栗の木が残っている。
伝説によれば、源平時代屋島の戦いに破れた平家の落人の一部が、厳島を経て小瀬川を
遡上してこの地に達し居住したという。
その頃川向い野」上流栗谷の地に、大きな実をつける栗の木があり、そこは大栗林とよばれていた。
平家の落人の中に接ぎ木の技術保持者がいてこの大栗の木を、ここに沢山あった小さな実をつける栗の木に、次々と接ぎ木して増やしていった。
こうして大きな実のなる栗の木と、接ぎ木の技術は世代を更新し乍ら地域に定着し拡大していった。
脈々と守り伝えられて来たこの栗は無名であったが、大正の初年先覚者により、岸根栗と命名され全国に紹介された。
そして権威ある農学者達により全国最優秀品種の栗であるという高い評価を得ることが出来た。 |