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中村観音堂と大般若経(山口県・美和町指定文化財)
禅宗栄福寺の古跡と伝えられるこの観音堂のは、県内最古の大般若経六百帖のあることが知られていた。平成五年、文化庁と山口県教育委員会の調査により、平安時代末期の養和元年(1181)の朱筆奥書のあることが確認された。
毎年旧暦の七月一日に「ねんぶつ」と呼ばれる行事で、供養保存されて来たため、保存状態は極めて良好である。約八百年続いているこの「ねんぶつ行事」と、行事が行われた場所である「観音堂」は共に岩国市美和町指定文化財となっている。