HOME>>観光案内>>生見の鉄燈籠(山口県指定文化財)





 この鉄燈籠は、天文十五年(1546)生見の豪族中村安堅が、先祖菩堤のため二十日市の鋳物師、綱家に鋳造させ建立したものである。

 近年さびによる破損がひどくなり、崩壊の恐れが出てきた為国立文化財研究所の指導と県の補助を受け、東京の伊藤鋳造研究所に依頼し四百五十年ぶりに大修理を行った。

 燈籠は高さ256cm余りの、バランスのよくとれた美しいものであり、宝珠、笠、火袋、中台、竿、基礎、など六つの部分は普通の燈籠と同様である。多くの部分に室町時代の手法がみられ、鋳造時代や製作者が明らかなことや、信仰との結びつきがあったこと、原形を完全に保持していること、山口県内最古の鉄燈籠であることなど非常に希少価値の高い文化財(工芸品)である。