陶製のタンブラーなどにお湯を8分ほど注いで器を暖めた後、好みの割り合いになるようにお湯を捨てるか、注ぎなおしてからゆっくり焼酎を注ぎます。お湯が先か焼酎が先かは議論の分かれるところではありますが、お湯を先に入れた方が器を暖められますので、焼酎を注いでも冷めにくいという利点があるように思います。 この飲み方の最大の楽しみは香りです。お湯割りにする事で焼酎独特の香りが立ち、口にする味わいと共に風味の広がりを感じる事ができます。ただ、お湯割りにすることでまずくなる焼酎や冷めると風味も無くなってしまう焼酎もあります。 
 
水で割って燗を付ける
一晩以上前に焼酎を水で割って置いたものをゆっくりと人肌強に燗付けをして飲みます。特に黒ぢょかと呼ばれる扁平した急須状の酒器に入れて遠火の炭火で燗付けしたものは焼酎の魅力を最大限に引き出すものです。黒ぢょかがなくても事前に割り水をして、それを湯煎で燗付けするだでもかなり違います。その理由は焼酎の熟成を出来るだけ壊さないところにあります。ただ、事前に割り水をすることや燗付けに時間がかかることがネックになります。毎晩飲む焼酎はお湯割りでもいいですが、来客のあったときや祝い事などの特別な宴では、黒ぢょかを使うのは最高のもてなしではないでしょうか。 
 
オンザロック
グラスに氷を入れて、そこへ静かに焼酎を注ぎます。「生(き)」で飲むよりも比較的飲みやすい飲み方とされています。    
ただし、氷で冷やす分、香りも立ちにくく、味わいも抑え気味になります。
 
ストレート 
「生(き)」とも言い、水や氷などを入れずにそのまま飲むことです。 
この飲み方ですと、焼酎は一般的にアルコール度数が25度ですので、清酒などと比べれるとキツく感じるかもしれません。 
でも、この方が焼酎の風味を直接的に感じる事が出来るので、この飲み方の好きな人もたくさんいらっしゃいます。 
アルコール度数の高いものをチビリチビリと飲むのもお勧めです。
 
冷やしてストレート
 いわゆる「初垂れ(はなたれ)」の蒸留の最初に出てくるアルコール度数の高いものなどを冷凍庫で冷やして飲ませるものもあります。アルコール度数が高い分、口に入れた瞬間に香りが花咲くように立ち、のど越しも鮮烈です。    
アルコール濃度がそれほど高くないものでも、冷酒の様に冷やしたほうがおいしいものもあるでしょう。ただし、こちらの方は香りもさほど立ちません。
 
ストレートの燗 
球磨焼酎などはアルコール度数20度のものがあり、古くから清酒のように燗付けをして飲まれています。香りも味わいも、「これでないと…」という根強い信奉者も多いようです。
 
水割り
グラスに好みの割り合いになるように水を注ぎ、焼酎を静かに注ぎます。氷を浮かべるのも良いかもしれませんが、常温の方が焼酎の風味が活かされます。濃度も20度位までにし、あまり薄くなりすぎない方がいいでしょう。目安として、25度のものなら焼酎4に対し水1となります。
 
炭酸で割る 
一般的な酎ハイは甲類の焼酎を炭酸で割ります。甲類の焼酎は砂糖等を精製する際に出る廃糖液(?)を連続蒸留機によって得たアルコールを水で割った、いわば純粋なアルコールですのでそれ自体では味がありません。ですからこれにシロップやエキスを加えて炭酸で割ることでのみやすくなります。ここで紹介している焼酎は乙類の焼酎ですので、焼酎そのものが風味を持っていますので、酎ハイやカクテルのベースにされるのは避けて欲しいところです。

割るときの焼酎と水(お湯)の割合について

よく聞かれる質問のひとつです。飲みはじめから終わりまで同じ割合のものを飲む人もいますし、だんだんと濃くしていく人、逆に薄くしていく人もいます。基本的には、それぞれが宴や身体の調子にあわせて調整すればいいことです。ですから、どのくらいで割ればどの程度の濃さになるかの目安にしてください。 

 
最近は源酒などで38度のものなども出ています。酒に酔うということは飲んだ酒の種類によらず、摂取したアルコールの総量に左右されますので、例えば、時間を長く飲まなければならない時は薄めに作るようにした方がいいと思います。    
 とは言っても、おいしい焼酎に出会うとどうしても濃い目に作ってしまい、気がつくと翌朝、なんてことになることもままあります。そう言う意味でもあらかじめ割り水してから燗付けするほうがいいと思います。素面の時なら、適量を仕込めるでしょう。  
 いずれにしても、適度の飲酒が健康の秘訣です。

焼酎

 

25度を割ると

35度を割ると

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20.0度  

28.0度  

:

17.5度  

24.5度  

:

15.0度  

21.0度  

:

12.5度  

17.5度  

:

10.0度  

14.0度  

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7.5度  

10.5度  

:

5.0度  

7.0度