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二所山田神社


 

二所山田神社

 明治40年に二所大明神と山田権前社が合祀されて社名をを二所山田神社と改めたもので、旧社格制度にいう「郷社」である。二所大明神の創建は昌泰2年(899年)といわれ、往昔からその社格は高く、元亨元年(1321年)大内氏によって月輪善居院が社房として建立され、毛利藩時代には御祈祷所の格に列せられている。山田権前社の創建は元慶2年(878年)伊勢の国(三重県)山田郷より勧請したものといわれる。それぞれ千年余の歴史のある神社である。境内にある菅原神社は宝永7年(1710年)大島郡内入村(東和町)から引社したものである。この神社の夏祭りは有名で毎年7月30日に行われるが、御神幸やそれに奉仕する裸坊、大行司、小行司、大名行列、長持ち等が繰り出す。中でも子供の引く「ドロ」は他の地域にはみない非常にめずらしい行事である。

二所山田神社のおみくじ

 この神社で有名なのはおみくじである。北海道から沖縄まで全国のおみくじの大半がこの神社で作られている。21代目の宮本重胤宮司が神道教化の雑誌「女子道」発行費用におみくじ作りを始め、明治39年に我国最古の自販機、おみくじ販売機を開発する。現在22代目の宮本清胤宮司は現在流行のマイコン応用で、硬貨を入れると灯ろうに灯がつき、音楽が流れ、おみくじの出る新型を開発した。
 おみくじの方も、和歌を詠み込、神の教えを加えて、大吉から末吉の5つの運勢が書いてある。今は不運でも将来は必ずよくなると願いをこめて、「凶」の代わりに「末吉」を用いている。