本郷村商店街 旧街道 町並み生かし活性化(山口県)

2003/ 2/27日掲載

 羅漢山(一、一〇九メートル)のふもと、標高約二百三十メートルの高台に広がる村の中心部。役場や山村留学センターがある緩やかな坂道に沿って、食料品、電気、酒屋、雑貨など十九店が連なる。

 商店街のルーツは十四、十五世紀にさかのぼる。広島、島根方面への旧山代街道沿いに市が立ったのが始まり。それだけに「歴史を感じさせる、古い町並みが自慢」と、明治時代に建てられた白壁・木造二階の建物で今も自転車店を営む「米沢商会」会長の米沢次郎さん(81)。

 酒・食料雑貨「森田商店」は約二百年前(江戸後期)に建てられたという、土壁の木造二階建て。三代目当主の森田辰臣さん(57)は「町並み同様、昔から知り合いばかり。何でも遠慮なく言い合えることが、お互いに毎日の活力」。

 居合わせた山田冨士子さん(75)も「一人分でも遠慮なく買えるのが良い」。

 七月、村民グラウンドである「やましろ夜市」は今年で十六回目。企画する商工会女性部の副部長で、食料品店「本郷フード」を経営する河村久美恵さん(50)は「民俗芸能なども加わり、いまでは千人の人出。このパワーを活性化につなげたいですね」。

 《メモ》8月10日の天満宮・御神幸祭には「ほんごう夏まつり」。岩国ICから50分。

 

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明治時代からの白壁の店舗と米沢さん